借金の一本化・おまとめローンと債務整理の違いについて

借金の一本化・おまとめローンと債務整理の違いについて

23 11月, 2016

多重債務による返済に苦しんでいる人のための解決方法としては、実にさまざまな方法が挙げられます。なかでも、裁判所に対して申し立てをすることによって、債務の一部、または全部を減らす方法としては、個人再生や自己破産とよばれるものがあります。いっぽう、裁判所を通さずに解決する方法としては、借金の一本化やおまとめローンとよばれるものと、債務整理とよばれるものとが挙げられます。
個人再生や自己破産は、法律にもとづいた強力な効果をもつものですが、一定の期間、特定の職業に就くことが制限されたり、官報とよばれる国が発行している新聞に住所氏名が掲載されるなどといった、いくつかの不利益をこうむる可能性があるものです。
おまとめローンというのは、銀行や消費者金融が提供している金融商品の一種であり、複数の金融業者から借りている借金を、借り換えをすることで一本化してしまおうというものです。おまとめローンによって債務が一本化されるため、返済を忘れて延滞金をとられるようなこともなくなりますし、従来よりも金利が低くなり、それだけ返済が楽になることも多いものです。
債務整理というのは、おまとめローンとは違って、債権者である金融機関との任意の話し合いによって、債務の削減をめざすものです。通常は弁護士や司法書士のような法律の専門家が相手との交渉にあたります。業者としても、貸し倒れになるよりは、借金をした人の要求を受け入れたほうが被害が少ないという事情から、金利部分の支払いが免除されたり、返済期間が先延ばしにされるといった、おまとめローンよりも有利な条件で妥結することが多いものです。